DELICA SPACEGEAR〜タイヤストッパー〜
最終更新日2004/7/2(新規作成)
バイクを積むのにあると便利(というより必要不可欠かも)なタイヤストッパー。
使わないときは邪魔ですから、できるだけコンパクト収納できるものを自作しました。
 イレクターパイプと棚板で作りました。なんか不安定なようにも見えるかもしれませんが、色々考慮した結果このような姿となりました。
 総制作費は4000円しなかったと思いますが…(忘れちゃいました)。
 そしてこのタイヤストッパーの最大の特徴は、このように折り畳める事です。高さは最大部でも10センチ無いです。
 構造を解説すると、次のような理由でバイクを固定出来ます。
@バイクを前方に押し付けようとする荷重(p1)は回転する支持材(青いパイプ部分)によって力が変換されて下への荷重(p2)になります。
A変換された荷重p2は板の前方側に乗っており、固定されます。仮に板から外れてしまうと前方への回転モーメントとなり、ストッパー自体が前方へ回転しようとします。
Bしかし、バイクの車重Pが板の後方側に乗っているため問題は無く、より安定して固定されます。
C板が前方に動かないようストッパーを設けていますが、ストッパー自体には大きな荷重がかかるわけではありません。単なるズレ止めです。
 車内に置いた状況です。
 斜めのパイプ間が広めなのでロードバイクにも使えます。
 また、大型ディスクのバイクも積めると思います。ブレーキディスクが接触しないよう配慮して設計しています。
 緑色のものは厚手のビニール系マットで、表面は滑り止めの形状です。クッションフロアの痛みを和らげると同時に滑り止めの効果も得られます。
 バイクを積んだときに前方へずれると非常に危険です。
 そこで、板の側面にL字型の金具を付けて前方へのストッパーの移動を防止します。
 お、この写真だと緑色のシートの表面突起が見えますね。
 バイクを積んでいないときには折り畳み。
 車内で折り畳むとこんな感じになります。全然邪魔になりません。
 薄型に折り畳めるので、どこにでも片付けられます。写真のようにタイヤハウス上にもゴムネット併用で固定可能です。
 もちろん、部屋に置く時でもこれだけ薄型であれば片付ける場所にも困らないと思います。
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