SUPER SHERPA〜フロントフェンダーを交換しよう〜
最終更新日2005/10/22(写真入替・記事追記)
SHERPAのフロントフェンダーは幅が広くて厚みが有ります。
もちろんそれは捩れに強くて泥跳ねも少ない為優れているのですが、反面スタンディング時にフロントタイヤ前方が見難く、更に純正部品の値段もかなり高価(1本1万円以上)です。
そこで、フロントタイヤ前方を見易くするためにフロントフェンダーを交換することとしました。
しかし、普通にダウンフェンダーを付けるのは一般的で面白くないし、イメージカラーの緑色の面積が少なくなってしまいます。これは寂しい…
ということで、
モタード風のショートフロントフェンダー純正風の安価な社外品フェンダーを状況によって交換して使うことにしました。さて、どうなることやら…。
(加工に際しては各自の責任の元に作業を行ってください。当方は一切の責任を負いません。)
 左の写真が純正品とメイヤーのショートフェンダー、UFOのフェンダー(KX125/250、03−05用)の比較写真です。 ショートは短いのがわかります。(当然ですね)UFOのはちょこっとシャープでレーサー風の形です。そりゃーレーサー用だもの)
 こうしてみると、全幅は同じくらいなので、取付けた時の違和感が少ないかもしれません。
 上記の状態を横から観察してみました。
 UFOのフェンダー後端が少々長いですが、エキパイ等に接触することもなくすんなり装着可能です。もしフェンダー後端が短いとエンジン類への泥のかぶりが増えますので、気にする人は用心してください。
 UFOは取り付け孔は開いていましたが、メイヤー製は汎用部品のため穴は開いていませんので、純正品を参考にして穴を開けます。
 ショートフェンダーの取り付け状況を裏から見たところです。
 注意点としては、純正品が分厚いため、このフェンダーを普通に固定すると座金状のワッシャーよりもプラスティックが薄いため固定できません。そこで、孔の大きめな別なワッシャーを噛ませて固定しています。
 また、フォークブーツ部分がそのままだと干渉しますので、フォークブーツとインナーチューブがこすれてしまいフリクションを生みます。そこで、フェンダーのフォークの間の部分をヒートガン(超強力なドライヤーで、300〜500℃の熱風が出る)を使い、純正品みたいに横部分を干渉しないように曲げます。
 なお、UFOのフェンダーは穴あけ加工済みなので交換するだけ、厚さ調整用のワッシャーも必要ありませんでした。
 さて、ショートフェンダーを取付けてみて横から見てみると…うーん、個人的には×かなぁ…。今時の流行のカタチといえばそれっぽいかもしれませんね。ターミネーター風というか、モタード系というか。でもトライアルタイヤを履いたモタード系ってありなのかな?
 肝心のスタンディング時のタイヤ前の状況はよく見えるようになりました。でも、ダウンフェンダーのほうがもっと見えます。(笑) また、心なしかフロントが軽く感じます。
 なお、今回の加工については、にこにこ加藤さんからいろいろアドバイスを頂戴しました。ありがとうございました。m(_ _)m
 ちなみに、にこにこ加藤さんという方は、はRMXというトレール車で完走も難しいツーリングトライアルを走りきってしまう凄腕のエンデューロライダーなんです。(尊敬)
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