SUPER SHERPA〜ハザードランプを付ける〜
最終更新日2004/9/28(リンク追加)
自作でハザードランプを追加できます。
 あると便利、無くても困らないけれど…手間はかかるが安く上がるなら挑戦しない手はない!?
(加工に際しては各自の責任の元に作業を行ってください。当方は一切の責任を負いません。)
 とりあえず、作業しやすいように左側のハンドルスイッチを取り外します。
 このスイッチには、前オーナーが取付けたライトを消すためのギボシ端子が追加になっています。(ちなみに赤/青)

 自分の施工例はホンダのライトを消せるライトスイッチを使用し、更にハザード関連は車体側ハーネスを加工しています。
 ライトスイッチの施工例はこちら
 車体側ハーネス加工の施工例はこちら
 ハザードランプ点灯の理屈は、これから紹介する方法と同じです。
 このカプラーを加工します。
 カプラー内側から小細工して端子を外します。内部のツメを小さいドライバー等で押し下げながら抜くと外れます。
 これが「整流用ダイオード」です。一方からは電気を通すけれど、反対方向からは電気を通しません。この効果が電装をいじるときの救世主になる場合が多いです。
 写真右から左には電気が通りますが、左から右には通りません。マークの位置をよく覚えておきましょう。
 ちなみに、1個のお値段は\10位です…やる気になりました?
 手持ちの端子を使って、配線を延長する方法を教えます。ノーマルの配線を延長してスイッチをつける場合なんかに使えます。
 まずは適当な真鍮製の端子を用意します。できれば、薄いほうが良いです。
 こんな具合に切断しちゃいます。
 既設の端子に被せます。
 見えるかな?
 後から被せた端子と既設の端子の間に、配線を挟んで圧着します。
 これで既設端子も既設配線も傷つけずに配線を延長できました。
 整流用ダイオードはこのような向きで取り付けておきます。
 オレンジ側から+電源が入り、ハザード時には双方に電気が流れますが、ウィンカー作動時にはブリッジされることをダイオードが食い止めます。
 端子をカプラーに戻してダイオード類を収縮チューブで覆います。そして1本にまとめて配線を取付けます。ここにも収縮チューブつけて防水対策してくださいね。
 ハーネス用テープ(普通のビニールテープより薄手で使い勝手が良いです)を用いて配線をまとめ、泥水等の浸入も防ぎます。
 あとは出ている配線にスイッチを接続して元に戻せばOKです!
 お疲れ様でした。

 小物等を含めても、部品代は総額\100かかっていないと思います。(必要なものを全て買い揃えようとすると高価かもしれません。でも、ハザードキットよりは安いかも。)
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